茨城県の西端に位置する猿島郡境町。日本がはじめて日本茶を海外へ輸出したのは、ここ猿島で採れたさしま茶がはじまりでした。そんな歴史ある猿島の地で、明治7年から続く老舗茶園が、今回ご紹介する野口熊太郎茶園です。お茶をもっと手軽に楽しんで欲しいという想いから2001年よりはじまった粉末茶の販売。そして、お茶の種に出会い、さらにその粉末茶は進化!茶の種子緑茶としてリリースすると、その栄養価の高さとヘルシーさから爆発的人気商品に!!現在はほうじ茶や玄米茶などバリエーションを広げています。脈々と続く歴代当主の想いが結実したこの1本・・・。今回はそんな茶の種子緑茶を徹底的にご紹介します。

 

茶の種子緑茶ができるまで!

茶の種との偶然の出会い

野口富太郎さんと茶の種の出会いはとてもドラマチックなものでした。茶畑で花が咲いているところを見ることはあまりありません。それは土壌に養分が十分足りているから。たまたま、当茶園で土壌改良中に養分が足りなくなった株に花が咲き結実。以前から茶の種がこの地で風邪や体調不良の良薬だったことを思い出しました。

とっても苦い茶の種

茶の種の殻をむいて食べてみると驚くほど渋く苦い。しかし、その養分を調べてみるとオレイン酸やビタミンEが驚くほど高いことが判明。これはと思い、茶の種のオイルを絞り、粉末茶にブレンドしてみると、まろみが増し、ちょっと渋みがプラスされることでさらに従来の粉末茶が美味しくなりました。まさに奇跡の出会いです。

最新技術の導入でさらに美味しく

2001年に登場した茶の種子緑茶。さらなる美味しさを求める野口さんは粉末茶の欠点である溶けにくさを解消するために、オイルで粉末粒子をコーティングするPCT製法を取り入れます。これにより、茶の粉末が沈殿しにくくなるばかりか、酸化しにく、風味も色も満足いく仕上がりになりました。まさに究極の粉末茶の誕生でした。

 

子孫を残すために茶の木は、根から吸収した栄養の全てを種子へと注ぎます!!

木に実った茶の種を手摘みしていきます。下に落ちた種は衛生面から採取しません。

さしま茶を中心に選りすぐった煎茶を材料として粉末茶へと加工していきます。

微粒子状になるまで粉末化した煎茶は加工工場でPCT加工により茶の種油をまといます。

完全クリーン化された自社工場で加工が終わった粉末を容器に充填!!

パッケージをシュリンク加工して完了。ここまで全てをクリーンな工場内で行います。

 

ここが匠の技!

日本茶の可能性をさらに模索し続ける野口熊太郎茶園当主・野口富太郎さん。大手飲料メーカーがペットボトルのお茶を販売したことを、敵対視するのではなく、若い人がお茶を飲む新しい文化を作り出してくれたと肯定的にとらえます。その言葉から分かる通り、野口さんの目線は常にお茶文化の継続と創造に集約されます。そんな野口さんがいま最も情熱を傾けるのはお茶工場での茶の育成。完全人工栽培のお茶を作ることで、より高い価値のある、思い通りのお茶を自在に作ろうとしています。

全国の物産展にも積極的に参加する笑顔が素敵な野口さん。自社製品を送り出すにあたって特に気をつけるのは徹底した品質管理。中小規模の企業としては特筆に値する衛生管理に気をつけます。粉末茶で気軽にお茶を飲んでもらうには、まずは安心できる商品を届けたいという想いから、ここまで徹底した管理体制に至りました。

 

野口熊太郎茶園(野口徳太郎商店) アラカルト

新しいお茶文化の創出の第一歩として野口さんが取り組んだのはお茶を楽しめる場所作り。そこでオープンさせたのは日本初となる本格日本茶カフェ!茶太郎’sカフェでした。四季折々の野菜や果物をふんだんに使ったスイーツのフルコースが楽しめる他、さしま茶を中心とした数種類のお茶を堪能できます。しかも、いまなお現役で活躍する古民家で寛ぎ、茶畑やお茶育成工場を見学させてもらえることも!!まさに、ここは日本のお茶文化を体験できる、お茶のテーマパークです。

Information

 

野口熊太郎茶園(野口徳太郎商店)
住所 茨城県猿島郡境町1144
営業時間 9:00~18:00
定休日 無休
※カフェは10:00~17:00まで営業で水曜定休。
お問い合わせ TEL:0120-012-839
野口熊太郎茶園(野口徳太郎商店)

 

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