ゆばの里 三宝産業株式会社

豊かな緑と清水に恵まれた大子町。ここで昭和52年に創業したゆばの里三宝産業。県産大豆を中心に、豆乳や豆腐を製造・販売しています。看板商品の「ゆば」を作るきっかけは、昭和61年の街おこし事業でした。当時、誰も手を挙げなかったゆば作りを引き受けた代表の小泉さん。ゆばに関する知識が一切無い中での過酷なスタート。日本各地を視察してまわり、猛勉強しました。しかし、基本が家内工業のため、見学はできません。そんな状況下でもめげず、地元の板前やお寺の住職に意見をもらいながら、試行錯誤を繰り返しました。そして生まれた三宝産業のゆば!現在では京都や日光のゆばにも負けない、美味しいゆばとして人気です。

 

生ゆばができるまで!

生ゆばができるまで

奥久慈で作るここだけの味

植物性タンパク質を豊富に含み、健康食品としても注目を集める「ゆば」。三宝産業には、ゆばを使った製品だけでも数種類あります。中でも人気が高いのが「さしみゆば」。豆乳を溜めたゆばの槽から2〜3回程しかすくえません。この貴重な生のゆばは、噛むほどに濃厚な大豆の風味と旨味が味わえる逸品です。

茨城県産の大豆を使って

ゆばに使うのは、契約農家から仕入れる県産大豆「タチナガハ」。粒は大きく真ん丸で、大豆特有の優しい甘みを豊富に含んでいます。製法もさることながら、品種や成分によっても大きく味が変わってしまうゆば作りにおいて、このタチナガハは欠かせません。そして、にがりは伊豆大島のきれいな海からとった「海水にがり」を使用します。

旨味を閉じ込める湯煎式

ゆばを引き上げる豆乳が入った機械「ゆば槽」は、微調整や改善を繰り返した3代目。もちろん機械も大事ですが、職人の技量があってこそ。豆乳の温度には、常に気を遣います。また、三宝産業ではゆばを引き上げる際に真ん中で折り返して二枚重ねにする為、ゆばの層に豆乳が入り込んで、より濃厚な仕上がりになります。

 

生ゆばができるまで1

皮取りと水洗いをし、12時間水に浸して柔らかくなった大豆を、水を加えて機械ですりつぶしていきます。

生ゆばができるまで2

徐々に温度を高く設定する4つの窯。この中へすりつぶした大豆を通過させることで、煮ていきます。

生ゆばができるまで3

煮たった大豆は機械の中でおからと豆乳に分けられます。そして豆乳がゆばの槽へと運ばれていきます。

生ゆばができるまで4

ゆば槽といわれる場所に豆乳を溜め、加熱します。ここで液の表面にできる膜が「ゆば」となります。

生ゆばができるまで5

熟練の職人技でゆばをすくいあげていきます。1日に約200枚から300枚ほどが生産されています。

生ゆばができるまで6

氷の上で熱を取り除きます。さしみ生ゆばならパック詰め、このほか製品によって加工されます。

 

ここが匠の技!

匠の技

ゆば作りでは、季節やその日の気温・湿度の変化によって、豆乳に加える熱、水分量などの調整をしなければいけません。特に冬は、空気中の湿気が少なく乾燥するのが早い為、しっとりとした生ゆばを作るのは難しくなります。また、使用する大豆によっても、収穫された土地の質、温度差などにまでこだわっています。これら全てを自分の目で見極め、手を加えていくのが職人の技。これまで培ってきた経験と勘によるものです。これを継承していくことも、三宝産業の使命としています。

匠

ゼロからのゆば作りも「街おこしの為」と思えば苦でなかったという代表の小泉喜嗣さん。たくさんの人の協力があってこのゆばが完成しました。小泉さんは「ゆばは高級なイメージがあるかもしれないが、普段から身近に、家庭の食卓に気軽に並べられる様なひと品にしたい」と語ります。ゆばの里 三宝産業では、商品の製造・販売のほか、ゆばの引き上げ体験や料理教室も行っています。また、ゆば料理を味わえる食事処の展開など、積極的にPRにも励んでいます。

 

ゆばの里 三宝産業株式会社 アラカルト

アラカルト

地産地消を心がけ、研究を重ねた技術で作る、大豆の加工食品を多く取り揃えています。ゆばは今回紹介した「さしみ用生ゆば」のほかにも「乾燥ゆば」や「揚巻ゆば」などがあり、調理法によって様々な美味しさが楽しめます。また、豆腐も「釜上げ豆腐」や生ゆば入りの「ゆば豆腐」などバリエーション豊富!そのほか、豆乳やがんもどき、身体にやさしい豆乳アイスクリームもオススメです♪ぜひ一度ご賞味ください。

Information

ゆばの里 三宝産業株式会社

ゆばの里 三宝産業株式会社
住所 茨城県久慈郡大子町塙734
営業時間 9:00〜17:30
お問い合わせ TEL:0295-72-8551
ゆばの里

 

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