明治時代より創業90余年、茨城が誇る「さしま茶」の歴史と共に歩んできた「のぐち園本店」。3代目となる現社長は静岡にある農林技術研究所で、お茶についての知識と技術を十分に修得してお茶作りに活かしています。その成果は高く評価され、『農林水産大臣賞』と『毎日農業記録賞』を受賞。「さしま茶」の名を、全国に広く知らしめることに一役買いました。コクと深みのある豊かな香りのさしま茶は、一度飲んだらクセになるとリピーター率も高く、茨城を代表する銘茶となっています。

 

深蒸し茶ができるまで!

自家農園の茶畑で、丹精込めて栽培

のぐち園のお茶は、自家農園の茶畑でお茶の栽培をすることから始まります。「さやま茶」や「やぶきた茶」をはじめ「おくみどり」、「やまとみどり」など畑に合う品種をチョイスして植えています。さらに品種ごとに適した肥料の与え方を研究し、それぞれの特徴を活かした良質のお茶にするため、最も適した方法で栽培しています。

良い茶葉を、こだわりの蒸し加減で

芯が立っていて葉肉の厚いお茶が、良い茶葉と言われています。その高品質な茶葉を、高品質なお茶に仕上げるために重要な工程が、蒸し加減。蒸し操作70%、火入れ30%と言われるほど、その作業は重要かつお茶の味を左右するものです。特にのぐち園が作るさしま茶は、柔らかい蒸気で深蒸ししているのが特徴です。

ひとつひとつの作業を丁寧に

お茶の製造は茶葉を蒸して、乾燥させながら揉む作業の繰り返し。至ってシンプルなものです。その過程での温度と時間を調整することがお茶の味を左右します。最後の仕上げ工程での火の入れ方は、特に味や香りが決まるポイント。ひとつひとつの作業が美味しいお茶のために、衛生環境にも十分配慮された工場でどの工程も丁寧に行われています。

 

収穫された茶葉は、規定量を計量されてから蒸気を使った蒸し工程に入ります。

蒸した茶葉は粗揉機で、お茶を揉みながら乾燥させます。この作業は3回行われます。

中揉機も乾燥させながら揉む機械。何度もこの工程をかけます。

重石をかけながら水分を抜いて、芯から乾かす揉念機。

精揉機によって、お茶を揉む最終工程が行われます。

荒茶をふるいにかけ、選別します。

火入れして仕上げた後は、測量して袋詰めされます。

金属探知機を通った商品を密封パッケージして出来上がり。

 

ここが匠の技!

最も重要な蒸し加減。温度や時間の設定はできますが、茶葉の状態は収穫時期や葉の出方、品種などによって、その都度異なります。そのため、最終的に蒸しの判断をするのはあくまで匠の経験と勘。葉の色を見て、触って葉の繊維がゴツゴツ当たらないか柔らかさを確かめます。水色を見て、香りを確認。どれもマニュアルで示せないものばかり。こうして渋みの少ない、香ばしくて甘みのあるさしま茶が出来上がるのです。

農大卒業後、家業を継ぐために社長の父の元で修行を積んだ、野口博史さん。代々受け継がれてきたお茶作りの製法に、学業で学んだことをバランスよく取り入れながらお茶本来の味を大切に、甘みのあるまろやかな深蒸し茶を作っています。

 

のぐち園本店 アラカルト

新茶の深蒸し茶。深蒸し茶の特徴は渋みや苦味が少なく、お茶本来の甘みが多いこと。この甘みのあるまろやかさと、コクと深みのある豊かな香りでノド越しの良いお茶に仕上げています。上煎茶の味わい深さもオススメです。そして、今人気の「茶―ミング」。荒茶造りの高級茶で、芽・茎・粉もみんな一緒にした新鮮で濃い味のお茶です。パッケージも簡素化して美味しくてお得なお茶になっています。

Information

 

のぐち園本店
住所 坂東市逆井2833-11
お問い合わせ TEL:0280-88-1446
営業時間 8:00~19:00
定休日 水曜
のぐち園本店

 

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