創業60年となる「(株)マルヒ」は、地元地域と共に発展してきた企業です。夏は「東洋のナポリ」とまで言われたひたちなか市阿字ヶ浦海水浴場で海の家を営み、冬は地元の特産品である干しいもを加工販売しています。工場に集められた原料を製品化し出荷する、いわば生産農家と連携して茨城の美味しい健康食品を消費者にお届けしているのです。ウェブでの販売のほか、店頭での直売も行なっています。自然の恵みで作られる健康食品の代表ともいえる干しいもは幅広い年代層に親しまれ、ギフトにも大変喜ばれています。

 

干しいも「白雪」ができるまで!

地元農家と共に生産する地域の特産品

マルヒの干しいもの原料となるさつま芋は、玉豊という品種。このさつま芋を栽培して収穫し、干しいもに製造するのは99.9%が地元農家の方々です。沿岸の肥沃な土壌と太平洋から吹く潮風に育まれた原料芋は、丁寧な手作業の工程を経て完成します。シーズンが近づくと各農家とコミュニケーションを取りながら、干しいも製造の段取りをします。

茨城の自然が詰まったおいしさ

畑から掘った原料芋は、13~14℃の定温倉庫で1ヶ月以上かけて熟成させます。そうすることでさつま芋自体の甘みが増すのです。そして、重要なポイントが天日干し。太陽の恵みを受け寒暖の差があるほど身が締まり、甘さも増すとのこと。表面にシワができて凸凹し粘度がある干しいもほど、自然のおいしさをたっぷり含んでいます。

生産農家と消費者をつなぐ製造

原料芋から丹精込めて作られた干しいもが、各農家から集まってきます。自然素材の干しいもは、甘さや硬さなどその1枚1枚が個性のように違っています。それらを取りまとめ、選別しやすいようにほぐして均等にします。地元農家が生産した干しいもは、手作業で計量、袋詰めされて全国で待つ消費者の元へと出荷されるのです。

 

干しいもの原料となる玉豊(たまゆたか)。大きさによって選別します。

90分~120分かけてふっくら蒸かした芋を、熱々のうちに素早く皮をむきます。

1cm間隔に張られたピアノ線を使って形が崩れないようにスライスします。

1枚1枚広げて乾燥させます。平切りで約7日間、丸干しなら約14日間天日干しします。

マルヒに集まった干しいもは1枚ずつほぐし、選別して計量します。

袋の大きさに合わせてシートに並べ、手作業で袋詰めします。

脱酸素材を入れて袋の密封と賞味期限の印字をします。

金属探知機を通過して最終チェックの後に箱詰めされます。

 

ここが匠の技!

天然のさつま芋をそのまま原料とする干しいもは大きさ、形、重さと全て異なります。それを袋の内容量に合わせて計量器に乗せます。2つとして同じ形がないにも関わらず、定量に対して誤差の少なさに驚き!さらに、無造作に手にしているように見えて、実は内容の大小が均等になるようバランスされていることに二度驚きです。これこそが、経験に培われた匠の技。テンポよく袋詰めする匠の手さばきで、自然の恵みを凝縮した干しいもが商品になります。

地元ひたちなかに密着した干しいもの作業に携わって15年以上のキャリアを持つ横須賀悦子さん。内容量の違うパッケージに合わせて、見事に定量を取り分けます。『長くやっていると、皆できるんですよ』と謙虚に微笑んでいらっしゃいました。


 

マルヒ アラカルト

平切りにした干しいも「白雪」のほか、さつま芋そのままの丸干しいも「甘ころ」、そして柔らかくてスティック状で食べやすい「角切り」があります。また、地元の洋菓子店とのコラボ商品「干しいもバターケーキ」も人気です。たっぷりの干しいもを使ったバターケーキで、さつまいもの風味とまったりした食感が特徴です。バターとの相性も絶妙で、それぞれの美味しさを大切にして作られたお菓子です。

Information

株式会社 マルヒ
住所 ひたちなか市阿字ヶ浦町385-1
営業時間 9:00~17:00
定休日 日曜、第2・4水曜
問い合わせ TEL:029-265-8011
マルヒ

 

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