豊かな自然と水に恵まれた奥久慈には数々の名産品があります。その代表的な食品のひとつが、こんにゃくです。水戸藩保内郷(現在の奥久慈地方)に住む中島藤衛門が粉こんにゃくによる製法を考案して以来、伝統的に続いているこんにゃくをはじめ、袋田食品ではゆばや豆腐などを製造販売しています。特にこんにゃくは種類豊富で、美味しい袋田の水と厳選された素材の魅力を余すことなく凝縮して仕上げています。直売所のこんにゃく関所では買い物のほか、併設された食事処でこんにゃくなどの名産品を使ったお料理も楽しめます。

 

手作りこんにゃくができるまで!

原料に合わせて調整し、一定の味を提供

手作りこんにゃくの原料となるこんにゃく粉は、茨城県産に群馬県産のものをブレンドしています。生産地が同じでも、畑によって違いが出る原料。それらを調整して、バラつきのないよう均一化を図ります。最高級のこんにゃく原料を最良の状態で使用することで、こんにゃく本来の独特の食感と美味しさを生み出しているのです。

シンプルだから全てに手を抜かない

こんにゃくの原料はいたってシンプル。また、製造工程も簡潔です。それだけに素材の品質や作り手の技術がダイレクトに反映されます。こんにゃく芋本来の甘みや風味を損なわないよう常に配慮しながら製造。機械にはない食感も大切です。手作りこんにゃくに見られる気泡、実はこれが美味しさの秘密でもあるのです。

美味しさの理由は、細かな気泡

機械で作るこんにゃくはしっかり圧をかけられ詰まったものになりますが、手作りこんにゃくは手で丸めることで程よく空気が入ります。これによりソフトな弾力の食感で口当たりがよく、調理する際にも味が沁みやすいこんにゃくに仕上がるのです。プレーン(白)、青のり、柚子、一味唐辛子、竹ずみの5色の味からお好みが選べます。

 

原料となるこんにゃく芋と、こんにゃく粉(精粉)です。

ぬるま湯でこんにゃく粉を溶いて、1時間〜1時間半寝かせます。

こんにゃくを固めるための石灰水を溶いて、混ぜます。

全体に均一になるように混ぜます。

最後は硬さ、練り加減を手で確認しながらこねるように混ぜ合わせます。

両手で一度にすくい、1つ分を丸めます。

お湯の入った専用釜の中に入れていきます。

約100℃で40分〜1時間ほど煮て出来上がりです。

 

ここが匠の技!

元のこんにゃく芋の状態によって、微妙に違いのあるデリケートな原料の精粉。それを常に一定の商品として提供するため常に調整しています。そして、食感となる硬さを決めるのが混ぜ加減です。混ぜが足りないとゆるくて丸まらず、混ぜすぎると硬くなって割れが出ます。この加減を調整することで程よく空気の入ったおいしいこんにゃくになります。そして、それを最後に確認するのは経験で培った、匠自身の手の感触なのです。

袋田食品(株)こんにゃく関所の工場長を務める浅見義美さん。こんにゃくの製造に関わって15年、豊富な商品に一通り携わって現在は指導、育成や商品開発も行っています。また、要予約で受け付けている「手作り体験」の講師としても活躍中です。


 

袋田食品 アラカルト

こんにゃく関所では数多くのこんにゃく製品を取り扱っています。とろけるような「生とろさしみこんにゃく」や「手のしこんにゃく」「梅味こんにゃく」、そのほか「そうめんこんにゃく」「ゆばこんにゃく」と、スタンダードなこんにゃくからバリエーション豊かなタイプのものまで様々。こんにゃくゼリーはおやつにもヘルシーです。奥久慈特産の凍みこんにゃくなど、袋田を代表する特産品が各種揃っています。

Information

こんにゃく関所(袋田食品)
住所 久慈郡大子町袋田2698-8
営業時間 8:30〜18:00
定休日 無休
問い合わせ TEL:0295-77-5011
こんにゃく関所(袋田食品)

 

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