婦人服メーカー・三愛ドレスの縫製工場を営む一方で、香りの研究を続けてきたクリエイティヴ三愛会長の三浦さん。本格的に香水作りを始めたのは今から約20年前のことでした。ところで、梅は茨城県の県木にも制定されている馴染み深いもの。日本三名園のひとつでもある水戸市の偕楽園も梅で有名です。そんな偕楽園で、観梅の時期になると実演販売されるのがこの「梅春薫(うめはるか)」。偕楽園の独自商品として人気を集め、リピーターも多数の絶品です。偕楽園の梅の香を、お土産として持ち帰ったような気分にさせてくれます。家に帰っても偕楽園の本物の梅を思い出させてくれます。種類も蝋梅やふじを使ったもの、練り香水を含めると8種類ありそれぞれの香りで楽しませてくれます。

 

梅春薫(うめはるか)ができるまで!

茨城のシンボル花を香りに

梅の別名には「好文木(こうぶんぼく)」、「春告草(はるつげぐさ)」、「木の花(このはな)」、「香散見草(かざみぐさ)」、「匂草(においぐさ)」などがあります。春の訪れを告げるように香りを放つ梅はバラ科の植物。バラの香りが数多くの商品になっているのならば、梅の香りも生かせないだろうかと取り組み、香りの研究を重ねてきました。

素材そのものを大切にした商品

独自の開発で実用新案の特許を取得した発香装置の研究を土台に、梅の花のエキスを香りとして閉じ込めることに成功。自然の恵みを受けて育った、花そのものが持つ特徴を大切に製造されています。上品で優しい香りはどんなシーンにもさり気なくマッチし、あらゆる年代の方に使っていただける香りに仕上がっています。

癒しを感じる自然な香り

専用の梅畑を使って、原料となる梅の花を集めます。最も香りの強い咲き始めのものから開花したものなど、より自然に近い状態の梅の花を採取して梅本来の香りを生かします。ふんわりと甘く優しい香りは、本物の梅を思い出させるほど。和装にも合う香りで、心が安らぐようなリラクゼーション効果すら感じる、落ち着ける香りです。

一般の梅よりひと足早く花を咲かせる蝋梅の花芽。開花を待って、原料となる花を採取します。

梅の花をアルコール漬けにしています。

よく見ると、1つ1つが梅の花です。

空気を攪拌して発香する装置の開発が、梅の香水の土台となっています。

それぞれの香りの元となる梅の香りのエキスです。

3~5工程かけて調香します。

 

ここが匠の技!

「香りでお腹は膨れないけれど、心を満たしてくれる癒し効果があるんだよ。」と笑う匠。梅の香水の製造に当たって、人工的なものは2%程度しか入っていないと言います。香りの調香は複雑にしてデリケート。そして、そのレシピを扱えるのは三浦さんただ1人!「絵に描いたり写真におさめるなど、記録することができない微妙な香りを利くのが調香師の仕事。」と、自らの勘と嗅覚に自信と誇りを持って製造しています。

梅春薫、練り香水などの調香・製造を行うほか、完熟梅を原料として商品開発した黄文完熟梅エキスやタラ葉茶など、独自開発の商品を販売する三浦春治さん。震災後には崩れ落ちた屋根の悩みを解消する銅板棟の開発をするなど、研究とアイディアの人です。


 

 

クリエイティヴ三愛 アラカルト

梅の花のエキスとアルコール、プラスαの自然素材で製造されている梅春薫は5種類。凛とした女性らしさを感じるフローラルな香りのNo.1、可憐で優しい甘めの梅香のNo.2、さわやかでフルーティなNo.3、アルコール量を抑えて調香したほのかな香りのNo.6、アルコールを使わず調香したフルーティな香りのNo.7があります。それに華やかで甘酸っぱい梅春薫の蝋梅と、優しく繊細な山藤の香りのふじ春薫、保湿効果もある梅春薫の練り香水などがあります。

Information
クリエイティヴ三愛
住所 東茨城郡城里町石塚1126
問い合わせ TEL:029-288-3136
クリエイティヴ三愛